心理学の研究にもとづく、設問つきのノート
書くことで、心を整える。
書く瞑想は、出来事と感情を言葉にして書き留めるためのノートです。何を書けばいいか迷わないよう、心理学の研究にもとづいた設問が手を添えます。
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なぜ、書くと落ち着くのか
思ったことや起きたことを、そのまま書き出す習慣は「ジャーナリング(journaling)」と呼ばれています。日記に近いものから、決まった問いに答える形式まで幅があり、海外ではこの名前で広く親しまれてきました。書く瞑想は、何を書けばいいかに迷わないよう設問を添えた、ジャーナリングのためのノートです。
頭の中でぐるぐる回っている考えは、言葉にして紙の上に置いたとたん、少し扱いやすくなります。出来事(事実)と感情、そしてそれをどう解釈したか(思考)を分けて書くと、自分がどんな思い込みを持っていたのかが見えてきます。
書く瞑想の設問は、表出的筆記(Pennebaker)、認知行動療法の思考記録、感謝日記、目標設定理論、セルフ・ディスタンシングといった研究を土台にしています。ただし、エビデンスは一様ではありません。効果が見られなかった研究もありますし、人によって合う・合わないがあります。
だから「書けば必ず効く」とは言いません。試す価値のある手法のひとつとして、根拠と限界をそのまま添えてお渡しします。
ノートの、ある一ページ
設問に沿って書いた、記載例です。文章のうまさは気にせず、思いつくままに書いて構いません。六つのカテゴリすべてを、毎回埋める必要もありません。
今日、あるいは直近で心が動いた出来事は何でしたか。まず事実だけを書いてください。
会議で、自分が出した提案を上司が別の人の名前で紹介していた。
そのとき、どんな感情が浮かびましたか。ひとつに絞らなくて構いません。
悔しさ、怒り、少しの諦め。
なぜそう感じたと思いますか。背景にある理由や自分の価値観を考えてみてください。
自分の貢献が正当に評価されていないと感じたから。普段から発言量が少ない自分を軽視されている気がした。
本当はどうしたい、あるいはどうなってほしいと思っていますか。
次回は自分の名前で提案書を出す。会議前に上司に一言伝えておく。
六つの書き方と、結果を記す一つ
その日の気分や状況に合わせて、書き方を選べます。最初の一回は「感情の整理」で、直近24時間に少しでも心が動いた出来事を一つ書くのがおすすめです。
- 感情の整理
- 出来事・感情・理由を言葉にする
- 小さな良かったこと
- 見過ごしがちな良い出来事を拾う
- 目標と行動計画
- 目標を明文化し、次の一手を決める
- 行動の結果報告
- 決めた行動の結果を、目標を選んで記録する
- 認知の整理(CBT式)
- 出来事・感情・思考・行動を切り分ける
- 週次振り返り(PDCA)
- 週の気づきと来週の目標を整理する
- 第三者視点(セルフ・ディスタンシング)
- 自分の名前を使って一歩引いて書く
続けるための、静かな仕組み
書くたびに、そのときの気分を五段階の顔で残せます。気分の推移は折れ線で、書いた日はヒートマップで、あとから静かに眺め返せます。タグを付けておけば、同じテーマの記入だけを並べて読み返すこともできます。
書き続けていると、月に一度、それまでの記入をもとにした振り返りの手がかりが届くことがあります。AI によるものだと明示したうえで、診断や人物評価はしません。通知で急かすことも、達成度を数字で煽ることもありません。
書いたものは、あなたのもの
記入した内容は、本人以外が読めないように、利用者ごとに分離しています。他人の記入が見える構造にはなっていません。
記入は期間を指定して(最長 12 か月)JSON と Markdown で書き出せます。アカウントを削除すれば、記入データも一緒に消えます。広告は載せず、記入内容を広告や第三者提供に使うこともありません。
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